お知らせ
2022年01月01日
新年のご挨拶

新年のご挨拶

日本郵船健康保険組合 理事長 日暮 豊

新年明けましておめでとうございます。

被保険者ならびにご家族のみなさまにおかれましては、清々しい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
また、日頃より当健康保険組合の事業運営につきまして多大なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大からほぼ2年。日常生活に新しい生活様式を取り入れるなどの社会変化に合わせ、働き方も変化し、医療・介護分野においても、デジタル化の推進や健診結果データの活用などが求められています。
日々変わる情勢に、「健康に生活する」ことの大切さを実感されている方は多いかと存じます。

健康で安心できる暮らしを保障する国民皆保険制度は、わずかな負担で必要な医療が受けられる重要な制度です。
しかし、この制度の支え手の中核を担う健保組合を取り巻く環境は、加速する高齢化に伴う医療費増加や新型コロナウイルス感染拡大による経済の混乱によって、ますます厳しいものとなっております。このような状況下、健康保険組合連合会によれば、令和2年度決算において、全国1,388健保組合のうち458組合(33%)が経常赤字を計上するという状況に置かれています。

こうした中、当健康保険組合は、みなさまの継続的な健診受診など、疾病予防への積極的な取組のおかげで、厚労省・経産省等が連携して作成している健康状況の指標「健康スコアリングレポート」の2021年度版におきまして、対象1,133組合中136位という大変素晴らしい結果を得られました。健康増進に関するご理解につき、誠にありがとうございます。当健康保険組合では、引続き、社会の変化に柔軟に対応しつつ健全な財政基盤を維持し、事業主と協働した健康経営の推進と重症化予防のための保健事業に取り組んで参ります。

最後になりますが、本年がみなさまにとって実り多き一年となりますことをご祈念申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。